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テロ問題

テロ問題

近年国際テロは,発生件数が増大すると共に,地域的にも広範囲に拡大しており,世界の平和と民主社会に対する重大な挑戦となっている。さらに,国際テロを政策遂行の手段として積極的に活用するいわゆる「国家支援テロ」も注目を引いており,国際テロは益々複雑かつ困難な問題となって来ている。

また,飛躍的に増大している海外邦人の安全確保の観点からも,我が国にとって,国際テロは看過しえない深刻な問題となっている

従来より,理由の如何を問わず,いかなる形のテロにも断固反対するとの立場に立ち,国際社会全体の問題としてサミット諸国をはじめ志を同じくする諸国と共に,国際テロ防止のため国際協力を積極的に推進していくとの基本的立場を取っており,今後とも,このような立場を堅持し所要の措置をとっていくことが重要である。
元自衛官「イスラム国」入り図る

 

イラク北部のクルド人自治区で今年2月、20代の元自衛官の男性が自治政府当局に拘束され、日本に強制送還される事態が起きた。大阪府警が旅券法違反の疑いがあるとして元自衛官を在宅捜査していたところ、元自衛官がイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の支配地域に立ち入る意図があった、と話したことが23日、捜査関係者への取材で分かった。

元自衛官は現地で拘束された当時、迷彩服やヘルメットなどを所持していたという。イスラム国に向かった目的は明確にしていないとされるが、戦闘に加わる意思を持っていた可能性もあり、捜査当局が関心を寄せている。

捜査関係者によると、元自衛官は2月上旬、トルコから陸路でイラク北部に入った。クルド人自治区の中心都市アルビル周辺をバスで移動中、自治政府当局者の検問を受け、手荷物から迷彩服やヘルメット、GPS(衛星利用測位システム)が見つかった。イラク訪問について、観光目的で「トレッキング(山歩き)をするために来た」と説明したという。検問場所は外国人がイスラム国の支配地域に入る際に使われるルートに近かったため、自治政府側は、元自衛官がイスラム国入りしようとしていた疑いもあるとみて身柄を拘束、取り調べを行った。ただ、言語の問題で意思疎通が難しい事情もあり、数日後には釈放。日本へ強制送還され、2月中旬に関西国際空港へ到着した。

大阪府警は、元自衛官が帰国後に任意で事情聴取。元自衛官は渡航前にパスポートを申請する際、交通事故を起こして禁錮以上の刑が確定し、執行猶予中だったにもかかわらず、未申告だった疑いが浮上。府警は旅券法違反(不正行為による申請)容疑で在宅捜査しているが、その中で、イスラム国の支配地域に渡ろうとしていたことを打ち明けたという。

元自衛官が身柄拘束されたアルビル周辺は、クルド人の自治政府がイスラム国と戦闘を繰り広げている。今月も、米総領事館そばで自動車爆弾によるテロがあったばかりだった。